障害者を5人以上雇用する事業所で選任が義務づけられている「障害者職業生活相談員」の講習会が14、15の両日、松山市西垣生町のポリテクセンター愛媛で開かれた。県内企業の人事担当者ら68人が参加し、仕事と生活両面での支援方法などを学んだ。
 15日は、日本食研ホールディングスグループで食品包装・加工などを手がける日本食研スマイルパートナーズ(今治市)の矢葺道夫総括部長らが講義を担当。矢葺氏は包装作業員として働く障害者の家庭と会社の間で連絡帳を作るといった自社のサポート体制を紹介し、「ダイレクトメールの住所シール貼りや同社グループ以外の業務もできるようにしたい」と今後の事業展望を語った。